2月13日(木)
今日は午前中は近所の内科医院に血圧と喘息の薬をもらいに行き、夕方は歯医者に出かけます。
今日の記事は久しぶりに「南極の旅」関連です。
旅行中は毎日1ヶ所ずつのことをアップしてきたのですが、南極クルーズではどんな所を見て回れるのかと言う事をまとめた記事です。
いくつか撮った動画も載せてるので、観ていただけると南極での雰囲気が分かると思います。
南極大陸は地球儀の1番下に描かれています。下から見るとこんな感じですね。
そのうちのクルーズで訪問する南極半島はこの○印の位置になります。その先の黒い部分は南米大陸の南端で、その間の海が波が荒いことで有名なドレーク海峡です。
Google Mapではこの様に表示されます。
南極半島のそれも突端の部分に南極クルーズは訪問します。11月から2月位の南極の夏に行きますから、実はそれ程寒くはありません。0度前後だと思います。
(つい先日ニュースでアルゼンチン基地付近(シエバ湾にあります)で18°Cの気温が記録されました)
アキタン達のクルーズ船は初日にパラダイス湾に立ち寄りました。
2日目はパラダイス湾の左下方向のルメール海峡を通過してその先にあるプレノー湾の停泊でした。
3日目は戻ってパラダイス湾のすぐ右上方向にあるネコ港に、4日目はさらにずーっと右上方向に移動してシアバ湾に、そして最終日はまた右上方向に移動して半島の突端のブラウン・ブラフに停泊しました。
南極クルーズで訪問するのはこの辺りと言うことがお分かりいただけたでしょうか。
1日目「パラダイス湾」
チリ基地があります。Zodiac(ゴムボート)で上陸しますが、コンクリートの歩道があって歩きやすいです。ジェンツーペンギンがたくさんいます。1、2月は子供ペンギンがいて可愛いですが、結構臭います。
チリ基地内では土産物も購入出来ます。(現金のみ)
(もっともあまり欲しいものはありませんでしたけど…)
「ルメール海峡」
南極半島とブース島の間の幅1.6km、長さ11kmの海峡です。海峡沿いに800-1800mの山が並び迫力のある風景を見ることが出来ます。
こんな幅の狭い所を通過します。
両岸は絶壁と氷河が眼前に迫ってきます。
氷山をかき分けて船はゆっくりと進んでいきます。
動画は25秒程ですので御覧ください。
2日目「プレノーベイ」
Zodiacで湾内を周遊します。ブース島とプレノー島の間の浅い湾です。巨大な氷山が流れ込むことから、氷山の墓場と言われます。青く輝く自然のオブジェが素晴らしいです。
(ここに上陸はしませんでしたが、プレノー島はジェンツーペンギンの営巣地だそうです)
Zodiacと比べると氷山の大きさがどれ位大きいか分かります。青白く輝く氷山が綺麗でした。
アザラシの一家にも会えました。
3日目「ネコ・ハーバー」
Zodiacで上陸します。小高い雪山をハイキングします。片道30分程度です。足元が滑り易いので、ストックがあると良いです。ここもジェンツーペンギンの営巣地があり、通り道はペンギンハイウェイと言うそうです。
小高い丘の上から船や氷山など湾内を眺めることが出来ます。
下はペンギンハイウェイを移動中のジェンツーペンギンです。(動画約10秒)
4日目「シエバ湾」
Zodiacで湾内を周遊します。
チンストラップペンギン(ヒゲペンギン)の営巣地をボートから眺めます。
2日目のプレノー湾よりも広い印象でした。
大きな氷山、アザラシ、クジラも目撃出来ました。
クジラ目撃時の動画10秒
5日目「ブラウン・ブラフ」
Zodiacで上陸します。アデリーペンギンの営巣地を見学しに行きます。砂利道の浜を少し歩きます。ストックは不要です。
上陸地点にはジェンツーペンギンの営巣地もそばにありました。
アデリーペンギンが行列していました。
営巣地にはアデリーペンギンが何万匹もいました。
アデリーペンギン営巣地では子供ペンギンが親に餌をねだって追いかけていました。(動画15秒)
「歩き方」に載っていた観光ポイントには大体行けたように思います。
長かったですが、とても楽しめた南極クルーズでした。